北京臻迪機器人有限公司の創業者兼CEOの鄭衛鋒氏と、同社セールスマネージャーのセージ・ラターマン氏が、「PowerRay」と「PowerEgg」を紹介する様子。
中国のロボット企業、臻迪(PowerVision)は16日に日本の東京で、同社が開発した水中魚群探知ロボット「PowerRay」を発表した。同社の創業者兼CEOの鄭衛鋒氏は、人類の目と手足を水中に「延伸」することで、魚釣りの可視化を実現すると紹介した。
同社によると、PowerRayの重さは約3.8kgで、リチウム電池を動力に使い、最大航続時間は約4時間、最大潜水深度は30mに上る。水中で4Kハイビジョン映像と画像を撮影することができ、最大で128Gのデータ保存が可能だ。PowerRayは、PowerSeeker(魚群ソナー探知機)を搭載し、正確に魚群の位置を捉え、撒き餌ポイントを決められるのが最大の特長で、釣り人の魚群探知ニーズを満たすと同時に、魚釣りのプロセス可視化を実現した。