中国チェーン経営協会がこのほど発表した2016年中国チェーン100社番付データによると、16年のチェーン産業の上位100企業の売上高は2兆1千億元(約33兆8917億円)に上り、前年比3.5%増加した。店舗数は11万4千店に達して同5.9%の増加。上位100社の売上高が社会消費財小売総額に占める割合は6.4%だった。「国際商報」が伝えた。
上位100社が経営するスーパー・大型スーパーは1万1千店、コンビニは7万1千店、デパート・ショッピングセンターは1200店、専門店は2万2千店、レストランなどその他の業態は9千店に達した。
関連の報告によると、16年には上位100社に次の4つの特徴がみられた。(1)売上の伸びが持続的に低下し、小型店の売上高と店舗数がともに増加し、国有企業は大きな圧力に直面した(2)低効率店舗の閉店とリストラを通じて効率がアップし、品揃えが改善され、サービスの革新が行われ、100強の運営の質が徐々に向上した(3)引き続きネットを通じた営業販売が展開され、顧客に多様なルートでのサービスを提供した(4)政策のメリットが顕在化し、企業の利益が増加した、の4点だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月18日