シンガポール紙「聯合早報」によると、現地時間の5月20日、アメリカのトランプ大統領がサウジアラビアの首都リヤドに到着し、9日にわたる同大統領の初外遊が始まった。
同時に、ホワイトハウスはサウジアラビアへ1100億ドル相当の武器を輸出することを発表し、両国の企業が数百億ドルの契約を結んだ。
国防省傘下の国防安全協力局のリコシェ長官は、「取引がまとまれば、単体でアメリカ市場最大の武器輸出取引となる」と述べる。ホワイトハウスの関係者は、この武器輸出でサウジは「同地での反テロ対策が強化され、米軍の同地における行動負担が軽減される」と述べる。
アメリカの官僚は、「1100億ドルの武器輸出はただちに実行される以外、両国は今後10年で3500億ドル相当の武器取引が行われるだろう」と匿名を条件に明かす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月23日