記者が18日に珠海市横琴新区工商局から得た情報によると、「国家工商総局商標局珠海横琴商標受理窓口」(以下「横琴商標受理窓口」)では3月1日の開設以来、商標の新規出願業務の受理件数が安定した増加の傾向を示している。
「国家工商総局商標局珠海横琴商標受理窓口」は、広東省の最初の2つの商標受理窓口の一つであり、商標担保登録業務と商標登録業務を兼務する広東省唯一の窓口でもある。
横琴新区工商局の担当者によると、横琴商標受理窓口は3月1日、対外受理業務を正式に開始した。香港・マカオ・台湾地区の商標登録出願者はいずれも、横琴で直接、商標登録を行うことができる。
統計によると、横琴商標受理窓口は4月末までに、商標新規出願業務を合計222件受理した。そのうち3月分は105件、4月分は117件で、商標窓口での受理件数と問い合わせ件数はいずれも増加の傾向を示している。
この担当者によると、横琴商標受理窓口のサービス対象は横琴新区が中心だが、広東省内のその他の市や香港・マカオ・台湾地区、大陸部外のその他の主体も含まれている。出願者は多くが企業で、大陸部の企業と外資(香港・マカオ・台湾を含む)企業のどちらもある。
このほか企業が出願した商標は構成や分類も比較的豊富で、総合組み合わせ商標や文字商標、アルファベット商標、図形商標、音声商標など各種の商標が含まれていた。数量から見ると、組み合わせ商標と文字商標が多い。
「我々は今後、窓口の人員の業務水準の向上を続け、さらに良好で専門的な商標登録業務を提供していく」。この担当者によると、横琴新区工商局はさらに、横琴の商標支援政策や「横琴国際知的財産権保護連盟」、商標知的財産権の保護・発展意識の宣伝を強化し、商標知的財産権の保護・発展の概念をより多くの人が理解・形成するよう努める方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月23日