中国中鉄北京工程局北京公司が請け負う北霸鉄道(北京〜覇州)が21日、正式に着工された。同鉄道は京九客運専線(北京〜九龍)の重要な構成部分であり、将来的には北京新空港と雄安新区を結ぶ重要な鉄道高速ルートになる。
同社京霸鉄道プロジェクトマネジャーの霍建利氏によると、同鉄道の設計上の時速は350キロで、2019年の竣工を予定している。同社が施工を担当する京霸鉄道新空港駅は、全体が新空港の地下に位置する。建築面積は11万5000平方メートルで、3キロの地下トンネルを含む。駅の竣工後、乗客輸送能力を大幅に拡大し、高速鉄道駅と新空港のゼロ距離の乗り換えを実現する。利便性が高くスムーズな現代化総合交通中枢を形成する。
京覇鉄道は京九客運専線の重要な構成部分だ。京九客運専線は北の北京から、南の広東省深セン、香港九龍に向かう。最新の設計計画では、雄安新区とも連結する。これは環渤海と珠江デルタを結ぶ重要な鉄道ルートだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月22日