広州海洋地質調査局が10日に明かしたところによると、珠江口神狐海域のメタンハイドレート試験採取は5月10日に点火テストを実施し、6月10日でガス産出開始から31日を迎え、作業継続1カ月の記録を打ち立てた。10日午後までに21万立方メートル、1日平均6800立方メートルのガスを採取した。
現在の産出状況は安定しており、切り羽の状態も良く、各テストで264万件のデータを取得し、次の作業の基礎を築いた。
中国の海域のメタンハイドレート調査作業は1999年に始まり、広州海洋地質調査局が中心となり南中国海北部で前期調査を実施。持続的な努力により、中国海洋地質科学の作業員は今年5月に珠江口神狐海域でメタンハイドレートの試験採取を成功させた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月12日