中国証券監督管理委員会の方星海副主席は1月19日のダボス会議で、中国とMSCIは株価指数先物取引をめぐり食い違いを残しており、中国は新興国株指数への加入を急いでいないと表明した。
中国証券監督管理委員会の張暁軍報道官は6月16日の定例記者会見で「A株の新興国株指数組み入れについては、常に歓迎している。当方はいかなる新興市場の株価指数であっても、中国の株が含まれなければ大きな不備が存在すると判断している。しかしA株組み入れの決定権を持つのはMSCIで、これは彼らの事業方針だ。組み入れられるかどうかはさておき、中国の株式市場、資本市場全体の、市場化・法制化の改革方針が変わることはない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月21日