アジア証券は「多くの投資家から中国大陸に投資したいという強いニーズと要望を感じている」と述べた。
ドイツ銀行(中国)の副会長とグローバル市場部・総経理を務める李民宏氏は、国際資本がA株市場に対する投資を拡大すれば、中国資本市場が持続的に発展する促進剤になると分析。また、グローバル投資家も中国という世界最大の発展途上経済の穏健な成長の恩恵を受けることができるとみている。
野村・中国株式研究主管、大中華圏チーフストラテジストの劉鳴鏑氏は、A株のMSCI指数採用について、世界の株式ファンドマネージャーたちの実績評価指標にA株も入り始めたことを意味し、中国と中国株の調査研究が必要になったと指摘。個別株から始まる研究プロセスは、海外投資家の中国債券、為替、マクロの見方に影響を及ぼすと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月22日