常識を超える中国のスパコン発展、演算速度５０００万倍超へ
常識を超える中国のスパコン発展、演算速度５０００万倍超へ。
タグ： 中国のスパコン発展
発信時間： 2017-06-23 14:09:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
「１分間の演算は、７２億の地球人口の電卓による同時計算３２年分に相当する」「２００万台の普通のコンピュータに相当する」――中国のスパコン「神威太湖之光」の能力のたとえである。その演算速度は1秒間に１０京回を超える。
２０１６年にドイツフランクフルトで開催されたスパコンの計算速度の世界番付「TOP５００」で「神威太湖之光」がトップに選定。今年の「２０１７世界スパコン大会」でも同スパコンが連続トップ、２位も「天河２号」となった。両スパコンが上位を独占したのは３回目となる。 さらに速いE級スパコン（毎秒１００京回）は２０２０年頃に登場する見込み。「神威」「曙光」「天河」などのシリーズのスパコン研究チームがその開発に力を入れている。
【国家が持続投入、常識を超える２０年の発展】 「中国のスパコン開発のスピードは常識を超える速さで進んできた。国際的にみるとその演算速度は２０年で１００万倍。しかし中国は２０年で５０００万倍を超えている」。国家「高性能コンピューター」重点研究開発計画全体チームの専門家である銭徳沛教授はこう話す。 同開発計画は１９９０年代初めにスタート。その後スパコンは「国家中長期科学・技術発展計画綱要」に組み入れられ、その演算速度の目標は２０２０年に１０００兆回とされた。
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