世界インテリジェンス大会(World Intelligence Congress)が29日、中国の天津市で開幕した。天津市政府、中国国家発展改革委員会(発改委)、科学技術部、工業情報化部(工信部)などの共催によるもので、会期は30日まで。
科学技術部の万鋼部長は開幕式で講演し、「次世代人工知能(AI)発展計画と重大プロジェクトを近く発表する」と明かした。2030年に向けた人工知能発展計画になるとしている。
万部長は、次世代人工知能発展計画について、主に次の4分野を中心に注力する方針を示した。
1、人工知能の発展推進を強化する。人工知能の基礎固めを含め、次世代人工知能のコアプロジェクトを実施して、最先端技術を進展させ、早期により多くの成果が得られるよう注力する。このほか、人材の育成および集積を加速し、高度な人工知能イノベーション拠点を立ち上げ、協働的イノベーションとオープンソースの公開を促進する。