第3回中国・イスラエル科学技術イノベーション投資大会が6月27日に開幕した。参加したのは中国とイスラエルの企業2700社、5200人超で、うちイスラエルからは企業146社、255人に上った。開かれたB2B商談会は3000件以上、中国・イスラエル協力重点プロジェクトの現地契約件数は13件、契約額は25億米ドルとなり、中国とイスラエルの協力は深さと広さが増した。
今大会は、規模がこれまでの2度を大きく上回っただけでなく、中国とイスラエルのプロジェクト協力の深さと広さも過去最高となった。「一帯一路」建設の推進とイノベーション全面パートナーシップの構築に伴い、中国とイスラエルの経済・貿易の行き来は日増しに頻繁となり、イノベーション協力が次第に深化している。
2016年の中国のイスラエル向け投資は165億米ドルに増え、イスラエルにとって中国は第2の投資主体国となり、イスラエルを訪れる中国人観光客は延べ8万人に上った。広東省は、中国とイスラエルの経済・貿易協力の先駆者で、近年では、イスラエルの都市テルアビブと友好交流・協力覚書を結び、経済・貿易や科学技術、教育、観光などの分野で協力を拡大している。昨年は広東省とイスラエルの輸出入総額が22億5000万米ドルに上り、中国・イスラエル間の貿易総額の5分の1を占めた。