中国・イスラエル科学技術イノベーション投資大会は、中国とイスラエルの科学技術、経済・貿易交流の重要なプラットフォームとして、これまでで最大規模のイスラエル・中国科学技術イノベーション投資の特別イベントで、2016年1月と9月にそれぞれ中国の北京、イスラエルのテルアビブで2度にわたり開かれ、イスラエルと中国の企業、投資機関の代表者数千人が参加した。
今回の中国・イスラエル科学技術イノベーション投資大会は、内容が豊富で、見どころも多い。プロジェクト契約、大物来賓の講演、テーマ円卓フォーラム、イスラエル企業の説明会、中国・イスラエル「4+2」協力都市の紹介、中国・イスラエル企業のB2Bマッチング、中国・イスラエルイノベーション企業展示などがあり、さらに生命科学、モバイル通信・インターネット、フィンテック、ロボット、人工知能、仮想現実、拡張現実、オートメーション、ビッグデータ、工業応用、クリーンエネルギーという9分野で企業説明会と1000件に上るプロジェクトのマッチングが行われた。
今大会は、中国とイスラエルの企業と投資会社に交流プラットフォームを提供した。深圳前海梧桐併購投資基金・副総経理の李驊恩氏の見方によると、イスラエルはイノベーション生態チェーンが整備され、非常に肥沃なイノベーション土壌を持っている。「イスラエルはイノベーション企業の試行錯誤を奨励し、失敗を許容している。現代農業、セキュリティ産業などのイノベーションの実力は屈指のものがあり、イスラエル企業との協力チャンスはとても多く、余地も大きい」という。