過去1年間で、香港商品のネットショッピングにおける取引が急速に増加しており、大都市の80後(1980年代生まれ)の女性ユーザーや家族持ちのユーザーがその大半を占めている。先ごろ、中国のネット通販大手「京東」が明らかにした消費データによると、中国大陸部ユーザーの香港商品に対する人気は持続、成長しており、2016年6月19日から2017年6月18日までの1年間で、消費総額は2年前の2.3倍にまで増加していることが分かった。北京晨報が伝えた。
香港商品を購入する大陸部ユーザーにおいて、80後の占める割合は49%、次いで70後が28%、90後が17%と続く。ユーザー数の成長スピードは90後が最も著しかった。
また人気商品からその消費レベルの向上という特徴がはっきり見られた。データによると、大陸部ユーザーに一番人気の香港商品はジュエリーで、この2年間で2倍に成長している。それに続く衣類・下着と靴はジュエリーと共に3年連続で人気トップ3を占めるジャンルとなっている。ネットショッピングが発達し、普及していくにつれて、人々はインターネットを通じて貴金属といった高価な商品を購入することにも次第に慣れてきている。こうした流れをうけ、2017年に香港から販売された金商品は2015年に比べ290倍にまで成長している。
またここ数年、中国で生産された中国ブランドの家電やIT商品も同様に香港市民からの人気が高い。データによると、過去1年間で香港市民が購入した高額商品には大物家電、生活家電、パソコン周辺商品などがあげられる。また、単品での高額商品トップ3は楽視スマート液晶テレビ、格力高除湿器、聯想超薄型ノートPCだった。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年7月2日