「最新版中国高速鉄道」と呼ばれる「復興号」が26日午前11時05分、北京と上海の双方から初運行を始めた。このことを知らなかった多くの乗客が、最初の復興号の搭乗者となった。 全面リニューアルを果たした中国高速鉄道を体験した乗客の感想はどんなものか。復興号はこれまでとどう違うのか。「チャイナネット」記者も実際に乗車してみた。
完全に独自の知的財産権を持つ中国高速鉄道である復興号が26日、北京と上海の双方から正式に運行を始めた。写真は北京南駅で出発を待つ復興号「CR400AF」。 復興号はどんな外観? おしゃれな車内。充電用コンセントのある座席が増えた。
「チケットの検査が始まって、やっといつもと違うと感じた」、「乗車して初めて、これが初運転だと知った」。これらが、復興号に初めて乗った乗客の正直な感想である。彼らの多くが何も知らされてない中、高速鉄道の歴史の1ページを目撃したのだ。 6月26日午前11時過ぎ。中国鉄道総公司による先端的研究開発が注がれ、完全な独自の知的財産権を持ち、世界最先端水準に達している復興号が、北京南駅と上海虹橋駅の両端から出発した。便名は、北京が「G123」、上海が「G124」である。