【財政収入:1割弱増加】
上半期は政府が企業の減税・費用削減に取り組んだが、経済が安定しつつ前進し、企業の収益が改善されたことから、税の基盤が拡大を続けた。全国一般公共財政予算収入は、前年同期比9.8%増の9兆4306億元で、成長率が前年を大きく上回った。
【CPI:1.4%緩やかに上昇】
上半期の消費者物価指数(CPI)は前年同期比1.4%上昇。物価上昇率は緩やかで、インフレの圧力は小さい。
【新規就業:通年の目標の3分の2を達成】
就業は国民生活の基盤であり、経済規模の持続的な拡大により多くの雇用機会を創出できる。上半期の中国都市部新規就業人数は、前年同期比18万人増の735万人で、年間目標の66.8%を達成した。
【国民所得:GDP成長率を再び上回る】
上半期の全国住民平均可処分所得は1万2932元で、物価変動要素を除く実質で7.3%増となり、GDP成長率6.9%を0.4ポイント上回った。第1四半期に続き、国民所得の成長率が再びGDPを上回った。
【外貨準備高:3兆ドル以上で安定】
6月末現在の中国の外貨準備高は3兆568億ドルで、5カ月連続で増加した。
【夏収穫食糧:過去2番目の豊作】
2017年の全国夏収穫食糧生産量は1万4052トンで、2015年の過去最高に続く2位となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月18日