国家統計局の報道官で国民経済総合統計司の司長を兼務する邢志宏氏は、「第2四半期(4~6月)から、工業企業の利益の伸びには新たな変化がみられるようになった。利益の伸びに占める上流業界の割合が徐々に低下する一方、中・下流業界とハイテク産業の割合は上昇を続けている」と説明した。
6月の工業企業の利益増加分のうち、設備製造業の割合は40.7%と前月比で11.3ポイント上昇、ハイテク製造業は19.3%と前月比で0.6ポイント上昇した。一方、典型的な上流業界である採鉱業の利益は前月を13.4ポイントも下回り、2カ月連続で低下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月28日