外資導入規模が安定
データによると、上半期の外資導入額は前年同期比0.1%減の4415億元となった。銭副部長は「外資導入をめぐる世界的な競争が日増しに激化するなか、我々は国務院が打ち出した対外開放拡大、外資積極導入に関する若干の措置の実施を貫徹し、経営環境の改善を促し、外資導入規模を安定させた」と説明した。
国務院発展研究センターの隆国強副主任は「全体的に見て、中国の今年の外資導入規模はほぼ安定しており、構造がさらに改善されている。例えばハイテク製造業の外資導入額は11%増、ハイテクサービス業は20%増となっている」と指摘した。銭副部長は「実際の効果を見ると、外国企業の投資環境は改善されており、外資の『放管服改革』(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)も推進されている。投資の利便性が高まり続けている」と述べた。