外資の産業構造にも積極的な変化が見られる。銭副部長は「製造業の外資導入額は3%増加したが、うち飲料品、文化教育・スポーツ用品など、消費財製造業の導入額の伸び率が高かった。サービス業の外資導入額は0.3%減となったが、ファイナンスリース、環境サービスなどの新興サービス業の外資導入額の伸び率が高い」と説明した。
対外投資がより理性的に
データによると、中国の上半期の対外直接投資額は42.9%減の3311億元になった。銭副部長の分析によると、これは前年同期に投資が集中したほか、次のような原因がある。(1)国内経済状況が上半期に改善され、一部の重要な経済指標が予想を上回り、対外投資の意欲に影響を及ぼした。(2)対外投資の不安定・不確定要素が増えており、多くの国が外資に対する安全審査を強化した。(3)国内の一部の調整策を受け、企業が対外投資により理性的になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月1日