中国・コスタリカ自由貿易協定締結6周年 中米市場で中国製品の競争力向上

中国・コスタリカ自由貿易協定締結6周年 中米市場で中国製品の競争力向上。

タグ:中国自由貿易

発信時間:2017-08-08 16:37:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年は「中国-コスタリカ自由貿易協定」(以下、「中コ自貿協定」と略)の締結から6周年を迎えた。記者が6日に深圳検査・検疫局から得た情報によると、6年間で同局が中コ自由貿易協定の枠組み下で発給した中コ自由貿易区原産地証明書は2万4945通、その製品価値は6億6000万米ドルを超えた。自由貿易区原産地証明書という「金の紙」により、中国・深圳地区の輸出企業はコスタリカの関税約3300万米ドルを減免された。

中コ自由貿易協定は、中国と中米国家が初めて結んだ自由貿易協定で、中米国家と国民が中国を知る架け橋となるだけでなく、中国が広大な中米市場を開く手がかりになっている。中コ自貿協定の保障のもと、中コ自貿区原産地証明書の後押しで深圳の「ハイレベル・精密・先端」技術を特色とするブランドがわずか数年間でコスタリカ全土に販路を広げた。華為が現地のインフラや通信設備の建設に参与し、比亜迪(BYD)の自動車がコスタリカの道路を走り、康佳のテレビがコスタリカの多くの家に入り込んだ。

中コ原産地証明書により、中国製品と中国製装備はコスタリカを通じて、中米統合機構(SICA)8カ国のなかで同様の優遇関税を共有することで、「中国製造」「中国スマート製造」製品の海外市場を開拓し、中米市場での中国製品の競争力を向上させた。康佳のテレビを例にとると、深圳検査検疫局が過去6年間に康佳のテレビと部品に発給した中コ自貿区原産地証明書は約100通に上り、その製品価値は1680万米ドルを超え、企業はコスタリカ側の関税252万米ドルが減免された。


中コ自貿協定の締結以降、中コ自由貿易区原産地証明書の発給数は2011年の852通から2016年の5159通へ5倍増となった。発給額は2011年の1609万米ドルが2016年の1億6522万米ドルへ9倍超の増加となった。

深圳検査検疫局によると、深圳地区の輸出産業構造と新興業態の発展状況を合わせ、同局は最近、深圳地区の輸出企業100社を選び、「一対一」のサポートを通じて原産地証明書の影響力を拡大し、原産地証明書の利用水準を引き上げた。中コ自貿区原産地証明書も多くの輸出企業に普及し、企業に実質的な経済効果と利益をもたらしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月8日

 

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