中国の民間調査機関、胡潤研究院が昨日発表した「胡潤財富報告2017」(Hurun Wealth Report 2017)によると、中国大陸部の資産額が600万元に達する世帯は、前年比7.1%増の362万世帯に達した(北京が最多)。また中国大陸の資産額が1000万元に達する「資産家世帯」は、9.7%増の147万世帯に達した。中国大陸部の940人中1人が1000万元富豪だ。
資産額600万元世帯が7.1%増
同報告は大中華区(中国大陸部、香港、マカオ、台湾を含む)の資産額600万元、1000万元、1億元などの世帯数と地域分布状況を網羅。
2017年1月1日現在、大中華区の資産額600万元世帯は、前年比27万4000世帯増(6.3%増)の460万世帯に達した。その資産額は計125兆元で、中国大陸部が8割を占めている。