BRICS厦門会議、人類運命共同体に向かって大きく邁進

BRICS厦門会議、人類運命共同体に向かって大きく邁進。

タグ:BRICS

発信時間:2017-09-07 16:31:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 習近平主席は9月5日、福建省厦門(アモイ)市で新興国と発展途上国の対話会に出席し、重要演説を行った。演説では、発展途上国間の南南協力(SSC: South-South Cooperation)と世界の発展協力の深化に向けた強いシグナルが発せられた。「共に開放型世界経済を構築」「共に持続可能な開発のための2030アジェンダを実行」「共に世界経済の構造調整の歴史的チャンスを捉える」「共に幅広い発展に向けたパートナーシップを構築」――。演説で強調された「4つの共同」は、人類運命共同体の構築という時代の課題を体現している。また、「BRICSプラス」の協力モデル構築、BRICS協力の次の「黄金の10年」を切り拓くという目標を示した。


 世界では、各国がこれまでになく相互連携と依存を深めている。人類は同じ地球、歴史と現実が交わる同じ時空で生活し、分かち難い運命共同体となりつつある。国際情勢の大きな変化と各国が協力して難局を乗り越えなければならないという課題に対して、各国は互恵協力を軸とした新型国際関係を共に構築し、国民と一体となって世界平和を維持、共同的発展を促進しなければならない。習近平主席はBRICS協力の数々の成果を挙げ、「我々が共に建設しているのは各国が恩恵を分かち合う花園であり、奏でるのは各国が参画する交響曲、切り拓くのは肩を並べて共に前進する光あふれる道である」と説明した。


 世界情勢を見渡すと、平和、発展、協力、ウィンウインの時代の潮流が一段と強まっている。世界経済は好転に向かっているが、世界的な試練は依然として尽きることが無い。各国の利害や規則をめぐる駆け引きは日増しに激しくなっている。習近平主席は新たな情勢の下で、「新興国と発展途上国は協力して難局を乗り越え、信頼感を固める必要がある。共に有利な発展環境を整え、より大きな発展を実現、世界の経済成長により大きく貢献する必要がある」と強調した。BRICS諸国は重要な影響を持つ国々として、開放と包摂、互恵協力のBRICS精神を発揮、世界全体のことを考えて他国の成功を尊重してこそ、より公正で合理的な国際秩序の構築を進めることができる。そして、開放、包摂、全体利益、均衡、互恵を掲げる経済グローバル化推進、世界経済のガバナンス改革加速、新興国と発展途上国の発言権向上、各国の発展のための良好な外部環境創出が可能となる。

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