スイス最大の銀行であるUBSは最近の報告書で、遠隔制御技術の発展により、同技術を搭載した自動運転機が2025年にも登場すると予想した。パイロットが必要ないため、自動運転機は航空業界に莫大な経済効果をもたらす。パイロットの操作ミスや病気といった問題を解消し、飛行安全を高めることができる。
自動運転機を使えば、乗客も利益を手にする。英デイリー・メール紙はUBSの報告書を引用し、米国ならば航空券の価格が平均約11%低下すると報じた。
UBSは、自動運転技術はまず旅客機ではなく、輸送機に搭載されると予想した。現在の調査・統計結果を見ると、乗客はまだ遠隔制御の自動運転機に安心していないからだ。英国の調査(有効回答数は1602人)によると、53%が自動運転機による外出を望まないとした。別の米独仏豪で行われた類似する調査によると、自動運転機を受け入れるは、18−24歳で41%、25−34歳で40%となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月22日