また、厦門サミットがBRICS協力の2度目の「黄金の10年」を開くとの見解を示した。中国は今年、BRICSの輪番議長国として9月に厦門で開かれるBRICS第9回首脳会談を主催する。5カ国が「BRICSのパートナーシップを深化させ、より明るい未来を切り開く」をテーマに2度目の「黄金の10年」となる協力の青写真を描く。BRICSは、開放、包括、協力、ウインウインのBRICS精神を守り、政治、経済、人文の「三輪駆動」構図の構築を目指し、政治の相互信頼を最優先に、経済・貿易の優位性の相互補完と需要のマッチングを手掛かりとして、互恵・協力がさらに緊密なBRICS、文明の相互反映がさらに豊かで多彩なBRICs、グローバルガバナンス能力がさらに強大なBRICSを共同でつくり、世界平和・安定と繁栄に大きな貢献を果たそうとしている。
林松添氏は、中国と南アがBRICS協力において協調と牽引の役割を発揮していると話した。BRICS唯一のアフリカ国家として南アは、BRICSとアフリカの「天然の橋渡し」となり、BRICSの代表性を増強し、BRICSの戦略協力の含意を充実させ、BRICSとアフリカの平和、発展、地域一体化などをめぐる協力において重要な機能を発揮している。南アは来年、BRICSの輪番議長国を担い、第10回首脳会談を主催する予定だ。中国は南アと共に、BRICS会談のテーマと成果の設計について密接なコミュニケーションと協調を進め、次段階のBRICS協力が高効率で豊富な成果をあげるためにリーダーシップを発揮する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月29日