戦略国際問題研究所は29日にワシントンで、中国が今や知的財産権大国になった可能性があると報告した。同研究所で中国ビジネス・政治・経済プログラムを担当するスコット・ケネディ氏(音訳)は報告書で「知的財産権は国の目標に貢献する。政府はこの過程において、重大な力を発揮し続けるだろう」と予想した。シンガポール華字紙『聯合早報』(電子版)が30日、ブルームバーグの記事を引用し伝えた。
科学技術強国へのモデルチェンジを実現するため、中国は研究開発費を拡大し知的財産権の保護を強化した。しかし現地の革新は、依然として世界的な影響力を示していない。
ケネディ氏は世界知的所有権機関がまとめたデータを引用し「中国は国際特許出願件数の順位を上げ、ドイツや韓国を大幅に上回り、日本や米国と肩を並べている」と指摘した
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月3日