韓国銀行(中央銀行)が5日に発表した国際収支(速報値)によると、7月の経常収支は72億6000万ドルの黒字で、65カ月連続で黒字を維持。しかしTHAAD配備の影響を受け、訪韓中国人客が激減した。旅行収支赤字は過去最大の17億9000万ドルにのぼった。
7月の出国者数は前年同月比14.5%増の延べ238万9000人で、過去最大となった。その一方で入国者数は40.8%減の100万9000人で、うち訪韓中国人は69.3%と激減し延べ28万1000人となった。この影響を受け7月の韓国サービス貿易赤字は、1月の33億6000万ドルに次ぐ、過去2番目の32億9000万ドルに達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月5日