中国人はカードと小切手で買い物をする段階を迂回した。スマホ決済もすぐに時代遅れになり、顔認証だけで良くなるだろう。このシステムが浸透するかについては、データ保護を重視するドイツ人が決めることではなくなった。積極的に買い物をしてくれる多くのアジア人客を見切れる欧州の小売業者は、ほとんど存在しなくなった。
支付宝は1年前、ドイツの決済サービス大手Concardisと契約を結んでいた。後者はドイツで47万台の決済端末を展開している。この事業はまず、中国人のみに適用される。とはいえ日本や韓国と同じく、現地人まで事業を拡大するのは容易だ。
そのため中国は1000年後、生活の重要分野の革新で、再び世界の先頭に立った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月13日