イギリス紙『タイムズ』は17日、中国資源が再びイギリスの原子力プロジェクトに目をつけ、中広核公司が日本の東芝がカンブリアで獲得した原子力発電所の入札を検討していると伝えた。
東芝とフランス政府を背景に持つ機関が設立した合弁企業NuGenは、カンブリアにムーアサイド原子力発電所を建設する権利を獲得した。3800キロワットの原子力発電所を建設し、600万世帯に電力を供給し、価値は150億ポンドに上る。東芝が不正会計の発覚後に赤字になり、ムーアサイド原子力発電所も困難に陥っている。
『タイムズ』は、中国国家核電技術公司と韓国電力公社がムーアサイド原子力発電所に興味を示し、中広核公司が同発電所を獲得すれば、同社がイギリスに出資する発電所は4カ所になると伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月18日