アップルとサムスン、中国のスマホ市場をめぐって激戦

アップルとサムスン、中国のスマホ市場をめぐって激戦。

タグ:アップル サムスン

発信時間:2017-09-17 09:17:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 スマホ市場の最大のライバル同士であるアップルとサムスンの2社は13日、今年のフラッグシップモデルを同じ日に発表した。両社の打ち出した製品はいずれも第8世代の製品となる。中国市場では、アップルとサムスンはいずれも苦境にあり、ブランドの市場発展を新製品によって促さなければならない必要に迫られている。業界関係者によると、アップルは利潤率は高いが、革新能力の不足がますます目立ち、多くの消費者が購入をためらっている。サムスンと比べると、価格や性能でも優位性を備えているとは言えず、サムスンがNote 7の影響を脱却できれば、Note 8によって立ち直りを実現するチャンスは大きい。

 

アップル:下落傾向の歯止めねらう

 

 アップルの財務報告によると、中華圏はアップル最大の市場の一つである。とりわけ2014年のiPhone 6とiPhone 6 plusの発売後、中華圏は、アップルの業績の成長を推進する重要な力となった。2015年会計年度の第3四半期の中華圏での営業収入は前年同期比から111%成長し、成長率はその他の地域を大きく上回った。中華圏の営業収入額は2015年度に欧州を超え、米国に続く第二の市場となった。だがiPhone 6SとiPhone 6S plusの発売後、2016年度に入ると、アップルの業績は下降し始め、中華圏は特に厳しい下落に見舞われた。

 

 最新の2017年度第3四半期の財務報告によると、中華圏は第3の市場の位置は保ったものの、営業収入は前年同期から10%下がり、営業収入がマイナス成長となった唯一の地区となった。実際、アップルの中華圏での営業収入はすでに6四半期連続で下降している。

 

 IDCの報告によると、今年第2四半期のアップルの大陸部市場全体の出荷台数は800万台で、5位だった。市場シェアは7.1%で、前年同期から2.1ポイント、前期から0.6ポイント低下した。業界観測筋の洪仕斌氏によると、初代iPhoneから現在まで、アップルはスマートフォン分野ですでに10年の道のりを歩んできた。Phoneは現在でも多くの分野でスマートフォン市場のモデルとなっているが、ライバルがiPhoneに追いつくこともすでに不可能ではなくなっている。グローバル市場では、アップルはサムスンの挑戦を受け、中国市場でもiPhoneは「パーフェクト」の代名詞ではなくなっている。

 

サムスン:市場の信頼の回復目指す

 

 今年上半期、サムスンの中国市場での販売額は19兆2700億ウォンで、前年同期から14%増加した。この成長率はその他の地区を5ポイント近く上回っている。米国では9.4%、欧州では8%、アジアとアフリカでは9%だった。事実上、中国市場はサムスンの海外業務の成長を引っ張っている。今年上半期、サムスン電子の世界の販売額は99兆2300億ウォン(約886.1億ドル)で、昨年同期から9.9%増加した。これは主に、スマートフォンメーカーを含む中国の電子メーカーがサムスンの半導体チップやディスプレイなどの部品をその他の国のその他の製品で代替できないためである。

 

 だがサムスンは、中国でのスマートフォンの業績を正式には明らかにしていない。Counterpoint Researchの推計によると、サムスンの中国市場のシェアは2013年第2四半期に20%のピークに達した後、今年第2四半期にはわずか3%にまで落ち込み、出貨量は50%以上下落した。

 

昨年、サムスンのNote 7で自然発火事件が多発し、世界で300万台近いNote 7製品がリコールされた。この事故はサムスンに暗い影を落とし、サムスンのスマートフォン販売台数はここ一年、大きな影響を受けた。Note 8は、サムスンを苦境から救う製品の一つとみなされている。サムスン電子無線事業部の高東真(コ・ドンジン)部長は8月23日、ニューヨークで行われたフラッグシップモデルNote 8の発表会の後、Note 8がサムスンに市場の信頼を回復させることに期待を示している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月17日


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