iPhone 8が中国で不発、製品の魅力が低下

iPhone 8が中国で不発、製品の魅力が低下。

タグ:iPhone 8 不発 中国

発信時間:2017-09-25 14:18:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 アップルの今年の新製品「iPhone 8」が発売されてから24日で3日目となるが、以前のような賑わいを見せていない。消費者は今年、意欲を抑えているようだ。長蛇の列が出来ていないばかりか、実店舗と通販サイトは在庫を十分に確保している。ある消費者はネット通販で注文し、3時間で入手できたと報告している。あるオンラインの一部販売ルートは、数百元の割引を実施している。業界関係者によると、iPhone 8は前世代の製品から大きく変わった点がなく、見どころに乏しい。さらに国内外の大手メーカーから挟み撃ちを受け、アップルは市場の大きな問題に直面している。アップルは中国市場で今後、低迷を続けることになりそうだ。

 

 ブルームバーグの記事によると、証券会社Rosenblatt Securitiesの張軍アナリストは報告書の中で「iPhone 8の予約は振るわず、中でも中国が最も顕著だ。この製品はすでに市場から否定された。アップルストアを見ると、多くの忠実なファンであっても、今回は応援に来なかったことが分かる。アップルのマーケティングの劣勢は続きそうで、販売台数の激減の備えをしなければならないだろう」と指摘した。

 

 運営商世界網の康釗編集長は、北京商報の記者に対して「アップルストアを調査したが、列に並ばなくてもすぐに購入できた」と述べ、これには次の3つの原因があると分析した。

 

 まず、多くの人がiPhone Xを待っている状態だ。アップルは革新的でおしゃれなイメージがあり、iPhone Xには見どころもある。多くの人がiPhone 8に失望しており、iPhone 7と大差ないと感じている。

 

 次に、アップルの製品全体の魅力が中国で大幅に低下している。国産スマホの品質・品格・ブランドが強化されており、アップル製品との差が縮まっている。そこで多くの消費者が、中国ブランドの購入に転じている。アップルの発表会の前後、国内スマホブランドが今年のフラグシップ機を発表した(「vivo X20」「小米MIX2」など)。

 

 それから国内で、通信キャリアがiPhoneへの助成金を減らしており、一部のキャリアは支給しなくなっている。iPhone 8は高額で、中国製スマホの価格を大きく上回り、コストパフォーマンスが低い。そのためファンだけが購入しようとしており、価格に敏感なユーザーは購入しようとしていない。

 

 販売台数の影響を受け、アップルの中国市場での業績は6四半期連続で低迷している。最新の今年第3四半期報告書によると、大中華区は3位の地位をキープしたが、売上は前年同期比で10%減少した。大中華区はアップルの売上が唯一減少した地域になった。

 

 康氏は、アップルの中国市場におけるシェアが今後も低下し、利益も減少し、逆転は困難と予想している。iPhoneだけではなく、iPadやiPodなど別の製品の中国販売も、より深刻な状況になっている。これにはまず、アップル自身の問題がある。アップルは世界統一の市場運営を実施しており、中国人ユーザーに特化した体験をまったく重視しておらず、販売チャネルに対しても非友好的だ。次に、中国製品の追い上げによる結果とも言える。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月25日 

 


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