9月17日、中国駐パナマ大使館の除幕式が行われた。式典には、中国外交部の王毅部長がパナマのバレーラ大統領、サンマロ副大統領兼外相とともに出席したほか、パナマで大型投資プロジェクトを行う優良企業代表として嵐橋集団の葉成会長も招待された。
葉成氏は、中国とパナマの関係を軌道に乗せるのは容易ではないことをよく知っている。それは中国・パナマ両国が時代の潮流に沿って選択した遠大な戦略と実務的な交流が根源となる。それは嵐橋集団のような中国企業が「一帯一路」構想を実践するうえでも、中国・パナマ両国が経済協力の基盤を固め、民間交流の絆を結ぶためにも役に立つ。これは王毅外交部長とバレーラ大統領も高く評価している。
6月7日、嵐橋集団が買収したパナマ・コロン・コンテナ港(PCCP)の拡張工事が始まった。バレーラ大統領は着工式で「160年余り前、パナマ地峡鉄道の建設に、多くの中国人労働者が携わった。本日、パナマはまた1つ歴史を刻んだ。パナマ・コロン・コンテナ港(PCCP)の建設は中国とパナマの協力が新たなステップに進んだことを示す」と述べた。