モロッコの古都マラケシュで28日、中国企業が生産した排出ゼロ純電動バスの路線開通セレモニーが行われた。最初に10台が投入され、引き続き25台が引き渡される予定で、モロッコの他の主要都市でも同種の自動車が導入される見通しだ。
当日夜間に行なわれたセレモニーは非常に盛大で、10台の真新しいオレンジ色のバスが現地の政府職員や一般市民、メディア記者を乗せ、警察のオートバイの護衛のもとバス専用車道に乗り入れ、沿道を歩く人々が足を止めてその様子を眺めた。
電動自動車メーカー、揚子江集団の社員によると、この車両の最大の特徴は、オンライン充電と防腐性能の高さにある。オンライン充電とは「コネクター」をオンラインでつなぎ、走行しながら充電を行うもの。バス車両の連続走行を保証し、さらに防腐性能の増強がマラケシュの高温、高湿、風砂が大きい独特な環境に適応する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月29日