オンライン教育は資本が集まる投資先になっている。今年8月以降、オンライン教育は何度も資金調達に成功し、調達額は最高を更新し、複数のオンライン教育企業の時価総額が10億ドルを超えた。新三板に上場する高思教育は1株600元という高価格で第三者割当増資を行い、オンライン教育を新な段階に引き上げた。
高思教育の株価、8日で4倍に
新三板に上場する高思教育は典型的なケースである。同社の株価は9月20日の105.00元から9月27日には550.00元に、8日で4倍になった。
9月20日、高思教育は1株600元で58万3334株を発行し、調達額は最大3億5000万元になると発表。同日には5億5000万元を調達したと発表した。
K12教育に資本が集まる
今年9月20日時点で、オンライン教育分野の資金調達は147件、計75億元を調達した。2016年の資金調達は120件だった。オンライン教育の分野別で見ると、最も人気があるのはK12教育、職業教育、言語教育である。
K12教育とは、「K」はKindergarten(幼稚園)、「12」は小学校から高校までの12年間を指す。高思教育の主要業務は市場で人気があるK12教育である。
K12教育オンライン教育分野の最大調達額が絶えず更新されている。5月31日、オンライン教育機関の猿補導公司は新ラウンドの調達を行い、1億2000万ドルを調達したと発表した。8月31日にはオンライン教育の作業幇がCラウンドで1億5000万ドルを調達したと発表。さらに8月23日、オンライン英語教育機関のVIPKIDは紅杉資本、騰訊戦略投資からDラウンドで2億ドルを調達したと発表した。
そのほかに、新三板もオンライン教育の戦場となっている。9月26日、上場会社の科斯伍徳は新三板上場会社の龍門教育の株式1.31%を取得したと発表。新東方網は今年3月21日に新三板に上場。その前の3月6日には、K12段階のオンライン教育サイト・翼鴎教育がA+ラウンドで約1億元を調達したと発表した。
K12オンライン教育が人気の投資先になった理由