中国自動車メーカーの比亜迪(BYD)が米国の「BYDストリート」で、ケビン・マッカーシー米下院議員、ケビン・デリオン米カリフォルニア州上院議長ら約300人の政治家、公共交通運営業者、外国メディアの記者に見守られ、米ランカスターEVバス工場3期の竣工式を開いた。
同工場は3期に分かれる。1期は2013年5月に稼働開始し、2期は今年の年初に稼働開始した。今回の3期も竣工し、全面的に稼働開始した。同工場の敷地面積は4万1000平方メートル(標準的なサッカースタジアム約6個分)で、年間生産量は1500台に達し、現地で1000人以上の雇用機会を創出した。米国初の中国単独投資バス工場であり、北米最大のEVバス工場でもある。
米EV市場に進出してから4年に渡り、比亜迪は2億3000万ドル弱を投資している。比亜迪は現在、米EVバス市場で8割以上のシェアを占めている。ケビン・マッカーシー氏は「比亜迪のようなテクノロジー企業がランカスターに入居したことを誇りに思う。これらのEVバスはランカスター、カリフォルニア州、さらには米国の公共交通構造の変化を促した」と発言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月11日