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発信時間：2017-10-12 11:42:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　UBS銀行はこのほど「アジアのイノベーションの波は世界の新たな秩序を創造するか」と題した研究リポートを発表した。リポートは、中国のここ5年のイノベーションの成果を高く評価し、中国が世界のイノベーション大国になるとの見通しを示した。

　教育分野では、中国は近年急速な発展を遂げている。中国では毎年280万人の理工系大学院生が卒業しているが、その数は米国の5倍に上る。2015年の理工系大学院生は2005年の5倍だ。英大学評価機関QS社の世界大学ランキングによると、中国の上位3大学の平均ポイントはドイツを上回っている。中国の大学は学術成果の面で米国との差を徐々に縮めているうえ、欧州諸国に対する優位性は高まりつつある。このため、中国の教育分野でのランキングは5年前より順位を5つ上げた。

　研究開発投資と資金調達分野で、中国はすでに驚異的なスピードで他国に追いつき追い越しているという。中国の研究開発投資の対GDP比はすでに英国を上回った。また、中国政府は第13次五カ年計画で、2020年までに研究開発投資対GDP比を2.5％にするとの目標を明示した。このため、UBS銀行は「中国の研究開発投資規模は2019年に米国を上回る可能性が極めて高い」と予測する。

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