2012年以来、中国のイノベーション・ベンチャー投資の年平均成長率は41%に上るが、これは中国のイノベーション関連資金調達の一部に過ぎない。米国のイノベーション向け資金調達が主にベンチャーキャピタルに依存しているのと異なり、中国の多くのIT企業は自己資金をインターネットとAI(人工知能)分野に大規模に投資し資金調達している。これは中国国内のイノベーション発展にゆとりある資金調達環境を創出した。
上記のような基礎教育と投融資環境に支えられ、中国の企業と個人が米国特許商標庁(USPTO)に申請した特許件数は過去10年で10倍増加し、英国を上回った。UBS銀行は、中国が5年以内にドイツを上回ると予測する。中国の特許件数の増加スピードが過去10年の半分だとしても、中国は今後世界のイノベーションの先頭グループに入るとみている。
このためUBS銀行は、歴史の評価を通じて、中国は総合ポイントでもランキングでも大きく上昇すると予想する。