全国の各大都市で地下鉄網が急速に拡張し、次々と「地下鉄時代」に入っている。同時に、全自動運転技術が国内各都市のレール交通に応用されている。
上海申通地鉄集団が12日に発表した情報によると、年末開通を予定している上海レール交通17号線、9号線3期、浦江線は全線のダイヤ通りの運行試験を開始している。うち17号線は完全に独自の知的財産権を持つ国産信号システムを採用している。列車の自動運行、自動ドア開閉、自動折り返し、自動出入庫、自己診断・メンテナンスなどの全自動運転機能を実現。列車の安全運行をさらに保証し、列車の運行効率を高め、システムの維持費を引き下げる。また上海レール交通14・15・18号線も、全自動運行の基準に基づき建設中だ。
成都レール交通集団はこのほど、成都レール交通9号線で全自動運行技術を採用し、2020年末までに開通・試験運行の条件を整えると表明した。今年の年末には、全自動運行システム路線、北京地下鉄燕房線が開通と試験運行を予定している。また南京地下鉄7号線も全自動運転モデルを採用する予定で、試験区間を建設中。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月12日