海外主要メディアがこのところ、まもなく開かれる中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に高い関心を寄せ、中国経済・社会の発展の大きな成果を報じている。多くの海外メディアが特集を組んで中国のここ5年の変化を詳細に伝えるとともに、デジタル経済やインターネット経済の発展、国際貢献などをめぐる中国の発展の注目すべき点を報じ、中国の各分野の発展を高く評価している。
ブルガリアで発行部数最大のstandartnews紙は、「中国共産党第19回党大会を待ち望む」と題したコラムを掲載し、第19回党大会と中国の発展の成果を紹介した。第1回は新華社の特集記事「史上最も建設が難しい鉄道:科学者が四川省成都とチベット自治区ラサを結ぶ川蔵鉄道の建設に向け対策を講じる」の全文を掲載した。報道によれば、中国は世界第3の極であるチベット高原で二本目のチベットに入る「天の路」――川蔵鉄道を建設している。鉄道は地球上で地質活動が最も激しいチベット高原南東部を貫き、世界で最もリスクが高く、最も美しい鉄道となる見込みだ。
ハンガリー最大のニュースサイトINDEXは、「中国のハイテク産業の発展、力強い内需と訓練された労働力が原動力となり、中国経済を急速に発展させている」と報じた。なかでもデジタル経済は世界をリードし、中国ではモバイルインターネットが驚異的なスピードで普及、普及率は50%を越えているという。人工知能やビッグデータ、クラウドサービス、ロボットは未来の中国経済の力強いエンジンとなりつつある。中国の開発力と科学技術イノベーションは中国経済の発展を支える、と報じた。
仏紙ル・フィガロは、国際通貨基金(IMF)が中国の経済成長見通しを上方修正したことと、中国の良好な貿易統計を重点的に報じた。中国の9月の貿易統計は予想を上回る内容で、中国が世界第2の経済大国として持続可能な発展の潜在力を秘めていることを示した。特に、中国製造業の急成長と力強い内需が世界経済の回復と貿易の発展に活力を与えるとしている。