中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)のプレスブリーフィングが17日午後、 人民大会堂3階の金色ホールで行われた。第19回党大会の庹震報道官は国内外の記者に、第19回党大会の準備作業の状況と、大会の議題を紹介した。
イタリア経済紙の記者:
中国は「中国製造2025」政策を打ち出したが、多くの西側企業はこの政策が、自社の発展にとって不利益だと判断している。「中国製造2025」政策が中国にとって非常に重要なことは分かるが、この政策は外国企業にどのような影響を及ぼすだろうか。
第19回党大会の庹震報道官:
「中国製造2025」の基本原則は、市場主導と政府指導で、企業の主体としての地位を強化する。「中国製造2025」及び関連政策・措置は、中国域内のすべての企業に等しく適用される。国内外の企業が同一視される。
「中国製造2025」の実施の過程において、我々は開放と発展、協力とウィンウィンの理念を貫き、各種二国間・多国間協力枠組みを利用し積極的に国際協力を展開し、企業間の実務的協力に向け良好な環境を構築している。
説明しておかなければならないが、現在の対外協力における際立った問題は、一部の先進国が中国に対して、多くの設備・製品の輸出禁止もしくは厳格な規制を行っていることだ。これから皆で開放を拡大し、協力を掘り下げていくことを願う。また各国企業が中国の製造強国建設に積極的に参与することを歓迎する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月18日