中国商務部外国貿易司の責任者が先般2017年1-9月の中国の対外貿易情況について紹介した際、「今年に入って、商務部はそのたの各政府部門、各地方と共同で、国務院が打ち出した一連の対外貿易発展促進政策を遂行し、貿易構造・商品構造の合理化、貿易方式の最適化の後押しに注力してきた」と述べた。
商務部は対外貿易モデルチェンジ・グレードアップ基地、貿易プラットホーム・国際マーケティングネットワーク構築を加速し、貿易新業態支援の試行を継続的に推進し、加工貿易の革新的発展を強く推進し、積極的で効果的な輸入政策を実施してきた。これら取り組みが奏功し、輸出・輸入がともに比較的速い伸びを達成し、貿易構造の最適化が進み、貿易をけん引する新旧原動力の転換も加速し、安定を維持しながら良い方向に向かっているという貿易発展趨勢は一層明確なものとなったという。
1-9月、中国貿易額は20兆2900億元で、前年同期比で16.6%増となった。そのうち、輸出は11兆1600億元で同12.4%増、輸入は9兆1300億元で同22.3%増、貿易黒字は2兆300億元だった。