米国で最も長い歴史をもつ地下鉄路線でまもなく「メイド・イン・チャイナ」の地下鉄車両が姿を現すことになる。中国新聞社が伝えた。
10月16日、中国中車長春軌道客車股フン有限公司(フンはにんべんに分)によって研究開発された初の米国ボストン地下鉄のオレンジライン用車両は長春市で無事ラインオフし、今年12月には米国に運ばれる予定だ。
米国中車麻省公司の賈波副総裁は取材に対し、将来の米国市場には中国の製品だけではなく、中国経験や技術もより多く存在することになるだろうとの見方を示した。
鉄道交通は輝かしい中国の代名詞と言える。中国鉄道交通企業は1995年には早くも「海外進出」に着手し始めており、初の輸出プロジェクトとしてイランのテヘラン地下鉄プロジェクトを手にした。その後、長年にわたる発展を経て、アジアやアフリカ、南アメリカ、北アメリカなどの区域で、「メイド・イン・チャイナ」の鉄道車両への注文がますます増え続けている。