国際貨物鉄道の「中欧班列」が開通して6年。現在までに6000本の列車が走っている。現在、同貨物鉄道は中国国内の34都市につながり、同時に欧州の12カ国と34都市に連結している。
中国鉄道総公司と、ウクライナ、ドイツ、カザフスタン、モンゴル、ポーランド、ロシアの鉄道企業の代表70名あまりが出席する会議が開かれた。本会議は「中欧班列」の国際協力が深まった結果として開催された。「中欧班列」の輸送協調メカニズムを推進させ、協力して同貨物鉄道の国際物流ブランドを打ち立て、一帯一路沿線諸国の経済や社会の発展と民生の改善をさらに進めていくための、非常に大きな意義を持つ会議である。
会議担当者によると、一帯一路の建設が進むに従い、中国と欧州および沿線諸国の経済貿易交流は急速に発展し、物流需要も旺盛となっている。「中欧班列」が始まって6年が経ち、現在では累計で5000本の列車が走った。今年に入ると大幅に増加し、2500本の列車が走った。57の運行路線を揃え、国内では34都市とつながり、欧州では12カ国34都市とスムーズにつながっている。貨物種は日増しに多様化しており、戻り列車本数は行き列車本数の半分を超えた。国際ブランドとしての効果や今後の発展が期待できる現状となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月19日