中国共産党第19回全国代表大会(以下は「第19回党大会」)プレスセンターは10月19日19時、メディアセンター2階の記者会見ホールで第2回集団記者会見を開き、工業情報化部党組織書記・部長の苗圩氏、中国電信集団公司党組織書記・会長の楊傑氏、山東省経済情報化委員会党組織書記・主任の銭煥涛氏、北京汽車集団有限公司党委員会書記・会長の徐和誼氏が出席する。テーマは「新型の工業化の道を歩む」。
工業情報化部党組織書記・部長の苗圩氏が記者会見で以下のように述べた。
「中国製造2025」の発表・実施からもうすぐ2年になる。この2年間、国家製造強国建設指導グループの指導のもとで、各方面の作業は順調に進み、工業の安定した成長、製造業のモデル転換・グレードアップの加速において重大な役割を果たした。2年間で以下の5つのことに取り組んだ。
1つ目は、「中国製造2025」の最上部の設計を終え、11の計画文書を作成し、一連の政策措置を発表した。「中国製造2025」「1+X」、つまり主な文書に11の関連文書を加えた政策体制が形成された。2つ目は、5大プロジェクトが昨年末までに全面始動し、製造業イノベーションセンター建設プロジェクト、スマート製造プロジェクト、工業強基プロジェクト(基礎工業の実力強化)、エコ製造プロジェクト、ハイエンド設備製造イノベーションプロジェクトの5つのプロジェクトが順調に進み、中国の製造業の競争力を高めた。3つ目は、「中国製造2025」を積極的に推進するため、寧波など12都市や江蘇省南部の5つの市など4つの都市群、計31都市を「中国製造2025」試行モデル都市に指定した。4つ目は、各地方産業差別化発展の構造の形成を加速化した。長期的に存在する重複建設、低レベル競争などのマイナス状況を改善するため、各地の優位産業を発展の重点に選び、『“中国製造2025”省市別指南』を作成した。5つ目は、工業商品の質・ブランドの構築で最初の効果を上げた。消費財工業の品種を増やし、品質を向上させ、ブランドを確立するという「三品」行動計画を実施し、重点企業は工業設計、大規模な差別化生産、柔軟化生産、先進的な質管理能力などの面を大幅に向上させ、消費財の安全基準と国際基準の関係をより密接にし、ブランドの育成と試行において著しい成果を上げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月19日