「発展が不均衡であるが、市場は大きい」、世界原子力エネルギー協会の中国支部総監のFrancois Morin氏は『経済参考報』のインタビューに対して、現在の世界の原子力発電の市場構造を形容した。
これは、最近開かれたGNIS・原子力投資フオーラムの参加者の一致した共通認識でもある。これによると、中国原子力の発展が戦略的好機にあり、向こう20年に発電量の全体に占める比率は現在の四倍になる。
データが示しているように、現在、世界31の国に448基の原子力発電ユニットがあり、総最大出力は4億キロワットあり、世界発電量の10%を占めている。ピーク時には16%に達することもある。同時に、2017年7月1日までに、建設中或いは建設予定の原子力発電ユニットはそれぞれ、59基と160基である。市場規模は約1.2兆米ドルである。
この方面では、中国は重要な国になると考えられている。「中国電力発展十三五計画(第十三次五カ年計画、2016―2020年)」の目標によると、2020年の全国の原子力発電ユニットは5800万キロワットに達し、建設中原子力発電ユニットの規模も3000万キロワット以上となる。