国際世論が第19回党大会に注目 「中国の役割はますます重要に」

国際世論が第19回党大会に注目 「中国の役割はますます重要に」。

タグ:第19回党大会 中国経済

発信時間:2017-10-20 14:20:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 海外世論は最近、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に大きく注目し、中国共産党が経済発展、厳格な党内統治、グローバルガバナンスなどで上げた成果を前向きに評価している。国際世論は、第19回党大会が中国発展の新たなロードマップを制定し、中国経済も引き続き安定的な成長を保つとみている。

 

 第19回党大会の開幕式については、日本の新聞やテレビ、通信社などのメディアもタイムリーに報道した。『朝日新聞』電子版は、習近平総書記が報告のなかで、2035年に社会主義の現代化を基本的に実現し、新中国成立100周年の2049年には総合国力と国際影響力が大幅に向上した社会主義現代化強国を実現すると宣言したと報じた。『NHK』の昼のニュース番組も第19回党大会開幕のニュースを伝え、習近平総書記が報告を行う様子を放送した。

 

 ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツ教授は、グローバル化における中国のパフォーマンスは賞賛に値するとの見解を示した。米国が保護貿易主義にますます傾き、グローバル貿易のルールに挑戦するなか、中国が経済と貿易のグローバル化の有力な支持者になったとしている。

 

 世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は、第19回党大会の報告が明確なサインを出し、中国が今後発展する計画が明確になったと指摘。世界銀行と中国が発表した共同レポート「2030年の中国」では、中国が今後、投資・輸出けん引の成長から消費・サービスけん引の成長へ転換するための計画が示され、中国はまさにその転換を実現しつつある。「中国経済が高速成長から高質成長へと向かっているのをみると、非常に興奮を感じる。世界銀行は、中国経済が引き続き安定成長を保つと考えている」と述べた。

 

 IMF・チーフエコノミストのオブスフェルド氏は、第19回党大会の後に、中国経済のリバランスのプロセス、安定経済成長、金融システムの強靭性増強などにおいて中国と密接に協力したいと話した。

 

 ロシアの主流メディアも第19回党大会に高く注目。『チャンネル1』は開幕式のニュースを伝えた。『ロシア・トゥデイ』は大会報告をリアルタイムで報道し、中国が2020年から今世紀半ばまでの発展青写真や世界運命共同体構築の呼びかけの関連内容を重点的に紹介した。

 

 韓国外国語大学国際学部・部長のホワン・ジェ・ホ氏は、中国の外交が近年、さらに前向きで能動的になったとの見方を示した。中国が打ち出した「一帯一路」構想は、国内発展、対外開放、国際貢献を合わせ、同時に関連する外交活動を組み合わせていると分析。中国の「ホーム外交」は、中国の大国としての地位を示し、中国が自身の絶え間ない発展に伴ってより重要な役割を担っていることを表しており、多くの貢献を果たしながらグローバルガバナンスに参与していると評価した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月20日

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