東北証券のアナリストは18日、「鉄道の固定資産投資規模は今年も8000億元水準を維持するだろう。下半期に建設が加速するからだ」と述べる。
建設プロジェクトは第3四半期に密集しており、建設が加速している。国家発展改革委員会が先ごろ発表したデータによると、今年1月から8月の道路建設固定資産投資は累計1兆3097億元で、前年同期比26.7%増だった。地域別でみると、東部、中部、西部地域でそれぞれ3932億元、2472億元、6693億元、前年同期比で34.1%、8.8%、30.4%の増加となった。鉄道建設固定資産投資は4537億元で、前年同期比4.7%増だった。民間航空建設固定資産投資は520億元で前年同期比20.9%増だった。
ある専門家は「証券日報」の取材に対し、「中西部の鉄道への投資が加速している。雲南省の鉄道プロジェクトは現在12件あり、建設規模は2365キロとなっている。“省越え8カ所、国境越え5カ所”と呼ばれる鉄道網の建設が加速しているのだ。地域の鉄道建設が加速しており、都市間鉄道の増加も見逃せない」と述べる。