四川省とチベットを結ぶ川蔵鉄道の工事が完了したばかりだが、その全長は1700キロを超える。アメリカ鉄道の総距離と鉄道密度と比較すれば、中国の鉄道建設余地は依然として大きい。鉄道建設に対する投資は今後も高水準を維持し、市場も継続的に投資することだろう。関連大手企業や川下産業に対する投資のチャンスとなる。
注目すべきは「鉄道“第13次五か年計画”発展プラン(意見請求稿)」だ。2016年から2020年までに、鉄道の固定資産投資規模は3兆5000億元から3兆8000億元にすると書かれている。瑞銀証券の交通運輸及び建設業アナリストである徐賓氏によると、第13次五か年計画の期間において鉄道固定資産投資額は4兆元に達し、1年あたり8100億元になるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月20日