9月末に発表された「北京都市全体計画(2016~2035年)」は、北京の「1核両翼」の配置を明確にした。1核とは首都北京を指し、全国の政治の中心、文化の中心、国際交流の中心、科学技術革新の中心という4つの中心機能の構築を強化し、周辺地域に対する波及作用・牽引作用を発揮しなければならないとした。両翼とは雄安新区と都市副センターであり、北京の非首都機能分散の集中的引受先であり、この両翼の建設を通じて北京・天津・河北の協同発展を支えるとしている。
北京市の陳吉寧市長代行は第19回党大会北京代表団の討論会の中で、「雄安新区と都市副センターは『両翼がそろって飛ぶ』局面を必ず実現させる。両翼の間に競争関係はなく、相互に支援し、協力し、促進する関係にある。雄安新区への支援は北京市が責任をもって行うことであり、雄安新区が必要とする支援は何でも行う。北京市はすでに雄安新区と8分野での協力支援項目を明確にし、これには基礎教育と病院建設が含まれる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月23日