世界のぜいたく品消費が回復 中国人が32%占める

世界のぜいたく品消費が回復 中国人が32%占める。

タグ:中国消費

発信時間:2017-10-31 17:41:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 報道によると、17年のぜいたく品市場では、中国人の顧客が32%を占め、他国を引き離しており、これは中国国内でも海外でも売り上げが伸びているためだ。ベイン社の予測では、オンライン販売の安定的増加に伴い、20年まではぜいたく品産業全体で毎年4~5%の増加率を達成するとみられる。ブランドの高級感を醸し出すため、オンライン販売はこれまでは周辺的なものと位置づけられてきたが、25年までに売り上げ全体に占めるオンライン販売の割合は現在の9%から25%に上昇することが予想される。


 報道によると、ベイン社は、1980年代初めから90年代中頃までの間に生まれた「ミレニアル世代」がぜいたく品市場で3分の1を占めるようになった。これに続くZ世代(ポスト・ミレニアル世代)は生まれた時からスマートフォンがあり、すでにぜいたく品市場で一定の場所を占めつつあると指摘した。


 また報道によれば、ぜいたく品ブランドはソーシャルメディアに注目したり、歌手や影響力ある有名人などをキャンペーンの顔に採用したりして、商品と若い世代の好みとをマッチさせようとしており、Tシャツ、スニーカー、デニムの衣類などを取りそろえてカジュアルファッションやストリートブランドの分野に進出している。だがこうしたやり方には代償もある。ベイン社は、ぜいたく品企業の65%は17年の営業収入が伸びを記録したものの、営業利益が伸びたところは35%しかないことを明らかにした。(編集KS)


 「人民網日本語版」2017年10月30日


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