モンバサ〜ナイロビ鉄道の増発出発式が11月1日、ナイロビ南駅で執り行われ、中国の劉顕法・駐ケニア大使(前列左から2番目)や現地の要人らが式典に出席した。(11月1日、新華社撮影)
ケニアの首都ナイロビと東アフリカ最大の港湾都市・モンバサを結ぶモンバサ〜ナイロビ鉄道の列車増発に伴う出発式が1日、ナイロビ南駅で執り行われた。路線の全長は約480キロメートルで、今年5月31日に開通した。
ケニアの独立後、初となる鉄道で、国有大手の中国路橋工程有限責任公司(CRBC)が建設工事を請け負い、全線に中国の規格が採用された。
同鉄道は開業から5カ月間で利用者数は42万人、平均乗車率は92%に上った。開業当初は乗車券の入手が困難だったこともあり、増発に踏み切った。