傅副部長は、「中米貿易は市場が決定するものであり、輸入企業と消費者が選択して決定するものだ」と強調した上で、「中米貿易の不均衡の根底にあるのはつまるところ両国の経済構造の相違、両国の産業配置の相違によって形成された競争力であり、国際分業における立場の相違によって形成された競争力だ。また米国が中国に対してハイテク製品の輸出規制を行っていることも原因の一つだ」と述べた。
現在、中国は北米地域を除くアメリカ大陸にとって最大の輸出市場であり、米国にとって最も急速に成長する輸出市場でもある。公式データによると、過去数十年間の米国の対中輸出の年平均増加率は11%に達し、同期の米国全体の輸出平均増加率のほぼ2倍になったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月3日